最初のトビラは学部長室
こんにちは!
バレエピアニストのHaRuKaです。
今回は、まだ卒業の余韻の中にいるうちに、私がバレエピアノに出会った当時のことを振り返ることにします。
ー遡ること5年前。
大学2年生の春。
風のうわさで来年度からうちの音楽大学にバレエコースができると聞きつけた私は、ピンとくるものがあって、その足で学部長室へ。
ちなみにピンときた根拠は
当時ちょうど将来の方向性を考えていたこともあり、昔少しだけ習っていた「バレエ」というワードにひっかかったという、漠然としたものでした。
さて、そこで
✧来年度からのバレエレッスンが、ピアノの生演奏で行なわれること
✧そのピアニストを育てるプロジェクトが、ちょうど始まろうとしていること
という話を聞いた19歳の私。
実は候補のピアニストは、すでに何名かの優秀な卒業生に決まっていたそうなのですが
「隅においてもらうだけでいいから」
と懇願した結果、学生だった私も特例で参加を認めて頂けることになりました。
当時強くあったのは、ただなにか新しいことを始めてみたい!という気持ちでしたが
これが自分の人生通しての1つの夢になったことを考えると
タイミングと直感と自分の気持ちのベクトルが、偶然うまくそろってつかめた幸運だったように思います。
今思えば、結果的にその学部長室の扉が、文字通りこの道の入口となったわけです。
タイミングと直感はいつどこから降ってくるかわからないので、
そのためにも自分のエネルギーの方向性は、常日頃から確認しておくといいのかもしれませんね。
こうして私は半ば飛び入りで、晴れて洗足第一期生バレエピアニストになりました。
喜びも束の間、養成レッスンスタート直後から第一の挫折が待ち受けており、怒涛の日々が始まるわけですが…
そんな私の経験談もふまえつつ、
次回以降、いよいよバレエピアニストの具体的なお話をしていけたらと思います。
また更新します✨
HaRuKa🌸