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ロンドン在住 バレエピアニストHaRuKaのブログ

現役ロンドンライフと、知られざるバレエピアニストの実態🇯🇵..✈..🇬🇧

まずは呪文の解読から

こんにちは!

バレエピアニストのHaRuKaです。

 

さて、前述したいきさつで、嬉々として新たな世界へと飛び込んだ私でしたが…

 

始まったバレエピアニスト養成クラスは、想像以上に大変なものでした。

 

まず初めに苦しんだのは、なんと言ってもバレエ用語の勉強。


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バレエのクラスのピアニストですから、当然レッスンではバレエの専門用語が飛び交います。

 

例えば

 

「フラッペ シングルでアンクロワ ダブルでアンクロワ 同じことをアンデダンもしてプティバッドマン8カウント 1でルティレして3でペアテ 少しバランスしてから5番。はい、お願いします」

 

こんな感じで指示が出るんですよ。

 

現在の私でも、文字上だけだと動きが想像し切れない。(笑)

 

そしてこの呪文の2秒後には、指示された動きに合ったピアノを弾き始めないといけないわけです。

 

やはりここでしたね。最初の難関は。

 

もちろん事前に、ゆっくりの3拍子、快活なテンポの2拍子、軽やかな6/8拍子など、踊りに合いそうな曲をしっかり準備はしていくんですけど…

 

問題は、いざ現場にて、そもそも何をオーダーされているのかがわからないことです。

 

入国審査で

What's the purpose of your visit? (入国の目的は?)って聞かれて

準備してきたカードのどれを切れば良いかわからず

Ahh..yes. For 5 days. 

とか言っちゃう感じ。

 

ちょっと変な空気になる。(笑)

ガイドブックを熟読して、一生懸命勉強してきたのにね。


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意味さえわかれば「観光です」という答えはちゃんと持ってるのに、出しどころがわからないんですよね…

 

ということで、まずはバレエ用語の猛勉強から始まりました。

 

ただ、洗足の養成クラスではベテランのバレエピアニストの先生方によるアドバイスはもちろん、実際のバレエ講師によるレッスンもあるため、初めてのことでも本当に吸収しやすかったです。

 

私なりのおすすめは、とにかくレッスンの動画を見たり、ベテランの先生の見学に行くこと。

 

暗記も必要ですが、繰り返し見ているうちに感覚で覚えていくことも多かったように思います。

 

 

さて、月日は流れ。

バレエ用語含めようやくレッスンの形態になれてきた頃、私の前には第二の難関が立ちはだかるわけです。

 

それは、後に語り継がれることになる、ベテランの先生方をウンウン悩ます最大の問題へと発展していくのですが…

 

内容盛りだくさんになりそうなので、次回の記事にてご紹介しますね。

 

 

また更新します✨

 

HaRuKa🌸