5拍子のエクササイズ
こんにちは!
バレエピアニストのHaRuKaです。
つい昨日ですね、部屋のドアが気まぐれで自動ロックして閉め出されるというアクシデントがありました。
解決に至るまでにちょっとしたドラマがあったのですが、時系列的に先に書きたいことがあるので、閉め出され事件については次の記事でシェアすることにします。
さて、先日とあるバレエクラスで、とても悔しかったことがありました。先生から5拍子の指示が出されたのですが、うまく対応できなかったのです。
※拍子とは音楽のまとまりの単位を表し、例えばワルツは1, 2, 3 1, 2 3..と3拍で1つのノリなので3拍子、行進曲は1,2 1,2 と2拍で1つのノリなので2拍子、といった具合です。
そもそも5拍子の曲を現場で弾いた経験がなく、
『five four, please』
と言われたとき
え、私の聞き間違いかな?5拍子でバレエのエクササイズなんて見たことないし…なにか違う意味?とグルグル先入観が頭を支配してしまいました。
※five four は 音楽記号で5/4を表し、つまり5拍子のことです。
さらに
『What kind of music you want? I can't really catch you actually..』
(どんな感じの音楽ですか?ちょっとピンとこなくて…)
の私の質問に対して
『It's .. like Sleeping Beauty's end of act Ⅲ maybe?』
(眠れる森の美女の3幕、終わりの方の曲に似たのがあったような…)
と答えてもらったのに、それでもその場ではピンとこず…あぁ勉強不足😭
先生もどのシーンの踊りだったかは思い出せないみたいで、うまく説明できずごめんね、後で話し合おう!ということになりました。
(↑ここまで10秒くらいの出来事です。クラスでは生徒がいるのでレッスン以外のことであまり時間を費やすことはできません。)
そしてバーとセンターの間の時間に先生と'five four'の謎解きが始まります。
まず ' five four' はやはり4/5拍子のことて合っていました。
どうやら先生はRADというバレエメソッドの中でこのリズムのエクササイズを見つけて、これを使ってみよう!と思ったようです。
↑その時の走り書きメモ。
その後RADのエクササイズに詳しいRoyal Academy of Danceに所属のお友達に確認した所、先生が求めていたのが眠れる森の美女の3幕、サファイアのヴァリエーションのような曲だということがわかりました。
今回のことで反省点は2点。
まずは手薄になりがちな変拍子の勉強もきちんとすること。最近コンテンポラリーのクラス(5拍子、11拍子など変わったリズムの曲を求められることがごく普通にあるクラス)を弾かないかというオファーもあったりするので、なおのことです。
そして2点目はもっとバレエ音楽に精通すること。たとえ音楽的に先生がうまく説明できなかったとしても、ピアニストがバレエ曲をよく知っていれば共通の認識を持つことができ、意志の疎通も格段楽になります。
今回でいえば先生の『five four』と『Sleeping Beautys's end..』だけで、そうかサファイアのヴァリエーションのような曲か!とピンと来るのが理想的でした。
久々にガッツリ対応できなかった…まだまだ勉強不足です!
これからも努力を怠らず、知識・スキルを磨いていきます!!😊
今回はこの辺で。
また更新します✨
HaRuKa🌸