突然のキャラクタークラス
こんにちは!
バレエピアニストのHaRuKaです。
色々と忙しくバタバタと日常を過ごしているうちに、気づけばもう3月で、これが2023年初ブログになってしまいました。
明けましておめでとうございます🎍✨(笑)
ちょっとお仕事について色々と報告したいことがあるのですが、まだ開示できない情報があるのでその話はまた追々させて頂きます。
さて、今回は先日とあるクラスを弾いた時の出来事です。
その日はYear11のクラスでしたが、10数人がオーディション等で公欠、4、5人のスモールクラスになりました。
その状況をみた先生が「今日は軽くバーをやりセンターはちょっと面白いことをしましょう」と生徒たちに話しました。
そして特に説明を受けることになく、唐突に始まったのが…
キャラクタークラスでした!
キャラクタークラスとは、バレエに必要な民族舞踊を学ぶクラスです。振付けも民族独特の性格を表現するものになるため、音楽も各国の特徴ある曲(ハンガリー、スペイン、ロシアなどを振りに応じて)を使います。
実は私は、音大時代にこのキャラクタークラスを2、3年ほど任されていたことがあり、今回はその経験が非常に役に立ちました。
学生時代は右も左もわからないところからスタートしたので、当時はキャラクタークラスで使える曲探しに相当苦労した記憶があります。
「キャラクター音楽集」なるものを渡されて、この中の曲を使うといいよ!と言われたものの、各曲毎に解説がなかったため、初心者の私には曲だけ見てもどれがどの国のものかわからない。(笑)
Youtubeで各国の踊りを見て特徴を掴んだりして国ごとにファイリングしたり、キャラクターの先生にアドバイスを求めたりして、本当に少しずつ習得していきました。
(それでもハンガリーだと信じて弾いた曲がそれジプシーよ!と言われたり😵💫笑)
が、最終的には1クラスを、そこそこ自信を持って弾けるくらいにまでは成長出来たように思います。
そして2023年、学生時代に必死で学んでいたことが、ロンドンで突然役に立つ日が来ました。
キャラクタークラスを弾くためには前述の通り特殊なレパートリーが必要なので大抵はファイリングした楽譜を使いますが、幾分この日は突然始まったので (!)
記憶を引っ張って対応していく他ありません。
先生の振りを見て、これはハンガリーだな。マズルカだな。と判断していき、たまに先生が口ずさむ曲を耳コピして弾いたり。
時には即興で対応しなくてはいけない局面もありましたが、どんな和音を使うと「ハンガリー風」になるかなどが何となくでも頭にあったため、楽譜がないハンデを乗り切ることができました。
クラス後、先生が「突然だったし、ぴったりの曲が来なくても、バレエ曲とかクラシックすぎる曲じゃなければいいか、くらいに思ってたのに、ちゃんとキャラクタークラスができて驚いたわ!」
と言ってくださいました(♡˙︶˙♡)
もしバレエピアニストを目指している方がいたら、ぜひキャラクタークラスを勉強してみてください。きっといつか役に立つ日がと思います!
頭をフル回転したクラスのあとのご褒美は、CostaのHot chocolate ♥
今回はこの辺で。
また更新します!
HaRuKa🌸