第二章
2019年8月29日(木)
ついに、ロンドンに降り立ちました✈️
飛び立つ前は漠然とした不安に胃がふわふわしっぱなしでしたが、いざヒースロー空港に到着し、外に出てロンドンの空気を吸うと
ああ戻ってきたーーー!
という感情が溢れてきました。
何もかもが自分の行動次第、バレエピアニストとしても新しい毎日が始まります。
ちなみに、今年の五月から、日本人はeGateという機械による顔パスで入国できるようになったので
飛行機の中でlanding card(入国カード)を書くこともimmigrationの長い列に並ぶ必要もなくなりました。
私も今回がeGate初体験でしたが
パスポートを読み取り機にかざし、顔認証のために前の画面を見ること数秒間。
目の前のゲートがあき、すんなり入国ができました。
待ち時間もなく、むしろそのあと地下鉄でOyster card(イギリスの交通ICカード)にチャージする時のほうが並んだくらい。
時間が短縮されることはもちろん、ついに入国審査のおじさんにHow long?と睨まれるプレッシャーからも解放され、日本人にとってはかなり嬉しいシステムですね。
入国ゲートを通過したあとも、滞在先まで重たいスーツケースを引きずっていたら、
Some help?(手伝うよ!)
と階段でお兄さんがかけよってきて助けてくれたり、
駅でキョロキョロしていたら
Where are you headed?(どこ行きたいの?)
と正しいホームを教えてもらったり
早速たくさんの方々に助けられながら、私の留学生活がスタートしました。
ちなみに現在はThe Dancing Pianoという1週間のワークショップに参加中なので、毎日9:00~16:30までとあるダンススタジオに通ってセミナーを受けています。
イギリスは外食すると恐ろしく値段が高いので、余裕がある日はサンドイッチを持参して公園で食べています。
↑お気に入りの公園♡
このワークショップは参加者が私をいれて7人なのですが、内容はもちろん他の皆の参加姿勢がとてもおもしろい。
たとえば、先生がなにかリズムパターンの例を示して、では誰か弾いてみしょう?というと皆こぞって立候補。
というより、気づいたらいつも誰かがすでにピアノの前に座っている。(笑)
毎回けっこう難しめの課題なので、ちょっと頭でイメージする時間がほしくて一瞬躊躇してしまうのですが
他の参加者は何はともあれ、まず座って弾き始める。
そしてあれも違う、これも違うとウンウン唸りながら修正していくんですね。
うわ~性格出るなぁと思いながら、ふとこれは本当に自分の性格か?と自問。
今までこれが自分だ!と信じていた「自分らしさ」とは、周りの環境が前提にあり、
自分の行動や物事の考え方の一部は、たまたま生まれた日本の中の、文化や常識に順応してきただけであったことに気づきます。
環境が変われば、普段当たり前のように流していた事柄も、あれ?私はどうしたいんだろう?と考えるきっかけになり、「自分らしさ」の真髄に近づいている感覚です。
少し抽象的な話になってしまいましたが、他にも具体的な実例も盛りだくさんなので
次回以降はりきってどんどん書いていきます!!
引き続き、日本の時とはまた一味違った、ロンドンライフの記事をどうぞお楽しみに…🇬🇧♡
また更新します✨
HaRuKa🌸