スポンサードリンク

ロンドン在住 バレエピアニストHaRuKaのブログ

現役ロンドンライフと、知られざるバレエピアニストの実態🇯🇵..✈..🇬🇧

在宅バレエピアニスト

こんにちは!

バレエピアニストのHaRuKaです。

 

新年が明けすでに2週間ほど経ちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

前回の2020年最後の記事では初めて赤裸々な告白をしましたが、たくさんの方から温かい励ましのメッセージを頂きまして、本当に嬉しかったです。

 

まだ夢が破れたわけではないと認識することができ、未来の希望を見据えて今出来ることを全力で頑張りたいと思いました。

 

在宅中の具体的な目標は、ロイヤルバレエ団のレパートリーを、ロイヤルバレエ団の最高級なダンサーたちに見合うような質で、全作品を弾けるようにすることです。

 

ロイヤルバレエ団の映像を見ながら、どこにどの振りが来るのか、なんのきっかけで音が鳴り出すのかなど、映像と楽譜を照らし合わせてチェックを入れることもできます。

 

こうした取り組みは、やはり昨年オーディションを受けたことで具体的なイメージができるようになったので、本当に挑戦して良かったと改めて思います。

 

無駄なことはひとつもないんだなぁと。

 

まだ夢は続いているのだと背中を押してくれた皆様、本当にありがとうございました。また良い報告ができるよう、今後も頑張って参ります!

f:id:ballet_piano:20210116204922j:plain

 

 

さて、一度現状に立ち戻りましょうか。

現在のイギリスは、昨年末から新種ウイルスにより感染者数や死者数も伸び続けており、新年早々ロックダウンになってしまいました。

 

当然スタジオに行くことは出来ず、新しいtermもズームレッスンで幕を開けました。

少し前までは一時的なものだと思っていたズームレッスンも、いまや主流になりつつあります。

 

それに伴い運営側や講師、ピアニスト、生徒たちも、その場しのぎという感覚から、いかにしてズームレッスンを充実させるかという考えにシフトしていっている気がします。

 

例えば運営側は正規のスケジュールで行っていたものを15分ずつのブレイクタイムを設けることで、次のアカウントに入るまでのトラブルを回避しようとしたり

 

生徒はwifiの環境をより良いものに整えたり、スマートフォンで繋いでいた子はタブレットやpcを親に買ってもらったり…など。

 

かく言う私たちピアニストも、少しでもストレスのないレッスンを提供できるよう色々と工夫を試みています。

 

例えばですね、通常の対面レッスンでは先生に

'Thank you Haruka! '

と言われてすぐに弾き始めるところを

'Thank you Haruka' 

のあとに

'OK, here we go!' 

とマイクに向かって一声言ってから弾き始める

 

とかです。(笑)

 

これはですね、おそらくズームの構造上、何か一言発して自分にspeakerの黄色い外枠(伝わりますかね?)を移してから弾き始めないと、最初のイントロの数音が途切れることがあると発覚したためです。

 

 

この先生の所にあった黄色い外枠が、私のboxへ移動するのか見えますかね?

ちょっと回線状態が良くない場所だと、私の 'OK here we go' のうち始めの 'OK here' ぐらいまでは途切れて聞こえないらしいのです。

 

バレエダンサーにとって最初のイントロはものすごく大事で、特にテンポの速いエクササイズになると、イントロが一音でも途切れるとえ?え?と思っているうちにもう始まってしまっている、そんな状況を生み出してしまいます。

 

ということでちょっと恥ずかしいですが、ピアニストがHere we goとか Ready, and など一声発してから弾き始めることは、とても効果的だと実感しています。

 

 

他にも色々と、ズームレッスンならではの工夫や選曲など研究中ですので、またシェアしていければと思います(^^)

 

もし同業の方やズームを多用している方がいらっしゃれば、こんなやり方が効くよ!など教えていただけたら嬉しいです🙏✨

 

では今回はこの辺で。

 

 

また更新します✨

 

HaRuKa🌸